今朝、急患の電話が入った。当クリニックの患者さんではない。
かかっている歯科医院は今日は休みで対応してもらえないようだ。
矯正治療は長期で計画的な治療なので途中ではよくわからない。
それでもうちにに電話をかけてきたということは困っているのだろう。
困っているところだけを応急的に直すことで来院してもらうことになった。
一応、初診の登録をするために生年月日を尋ねた。
60歳代で当クリニックでは考えられない年齢だった。
実際に見てみると下顎だけにブラケットがついている。
左下5の結紮がはずれ遠心で切れている。
ワイヤーをスロットに入れオーリングで止めて少し出たワイヤーを仮封材で保護した。
現在進行中の治療に何か言うつもりはない。
でも、まだ始まったばかりのようで叢生も抜歯スペースもかなりある。
これから治療がかかるだろうなと思いながら処置を終了した。
料金はいただかず、困ったときはお互い様で終了した。