3月から左上7の近心傾斜埋伏を起こしている。
装置はブラケットを4,5,6につけ7には付けられるところにチューブを付けた。
毎月、調整していたが、先月までは起き上がってくることがはっきりしなかった。
今日診ると、だいぶ起き上がっている、先月挟めなかったエラスチックセパレーターが挟めた。
そして、その歯は近心の咬合面にう蝕があることが分かっていた。
それでも近心傾斜しているので治療ができない。
きょうはある程度起き上がり咬合面が見えてきている。
通常、当クリニックではう蝕の治療はしない。
でもこの状態で依頼もできないから、軟化象牙質を除去し仮封材をつめておいた。
今までは細いラウンドワイヤーを入れていたが、今日はそれを角ワイヤーに換えた。
セパレーターも挟まり、角ワイヤーでコントロールできるようになった。
あと数か月で完全に起きる見通しが立ってよかった。