この夏に手術した患者さんが続々と帰って来る。
今日は午前午後と一人ずつ手術を終えた患者さんが戻ってきた。
今まで戻ってきた3人は全て下顎のみの離断だった。
今まではほとんどと言っていいくらい上下顎の離断手術だった。
それに比べて、顔貌の変化は少ないが、早い段階で口が開ける。
そのことは術後矯正が容易になってくる。
そして3人を見るとよく咬合している。
簡単な症例だから下顎のみの手術といってしまえばそれまでだ。
そこから考えると、昔なら矯正のみで頑張る症例が外科併用になっているとも思える。
確かに手術を了解してくれるのであれば、術前、術後の矯正治療の術式は簡単なのかもしれない。
いまのところ外科併用への診断基準がはっきりしていないのでそうなるのだろう。
決められるのも困るが、必要な気もする。
まだも戻ってくる患者さんがいるのに今日は送り出す検査をした。
多くなってくると、だんだん対応に困ってくる。