先日、初診相談で指しゃぶりの問題を指摘して3週間後の検査をした。
1横指ほどあいていた前歯部開咬がほぼ切端咬合になっていた。
相談の日から指しゃぶりをやめたという。
その驚きを前のブログに書いたが、今日はその子の診断をした。
セファロ分析では上下顎の唇側傾斜がある。
また、前歯部の歯間にスペースが散らばっている。
これは指しゃぶりはやめたが舌癖が残っているものと診た。
やはりこの時期に舌癖を改善し、上下顎前歯部のスペースを閉鎖したい。
そうすれば唇側傾斜も改善するだろう。
そこで上顎にはクリブ付きのプレート、下顎には通常のプレートを装着予定とした。
これをちゃんと使ってくれれば、混合歯列期の治療はうまくいくだろう。