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2024年10月9日の記事

拡大でよかった2024/10/09

1年ほど前30代女性の治療を開始し先月にブラケットをはずした。

初診時、両側臼歯咬合関係はⅠ級、上下顎の歯列弓幅径は狭い。

その結果、上顎中切歯は唇側傾斜し出ている。下顎前歯は叢生。

口元は上口唇が出ていたが、バイマキ顔貌ではなかった。

治療方針前にこれで治療しますかという程度に思っていた。

治療したいとなると側方拡大か小臼歯抜歯か。

治療途中の抜歯提案もあるかもしれないと言って拡大を始めた。

順調に拡大された後にブラケットを付けてレベリングした。

だいぶ上下前歯は唇側傾斜している。

そこで、抜歯提案はしなかったが、口元の出具合については確認した。

不満はないということで、1年ほどでブラケットを撤去し保定に入った。

そして、今日、1か月後の検診をして写真を見ながら治療を振り返った。

患者さんが「いろいろ調べてみたが抜かなくてよかった」と言われた。

それでいいのかなと思いつつ、患者さんが満足すればと納得した。

今後は拡大しているので戻らないようにしっかり保定しなければならない。

治療について

 

 

 

 

 

ブログ2024年10月|20:31:17

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