毎日の診療で気付いたこと
ブログ記事 合計 3536 件
8月に手術を受けた20代女性が来院した。
戻ってきたとき両側臼歯、特に左側が咬合していなかった。
術後に良い咬合で帰ってきた患者さんはその後も良好だ。
それでも半年くらいは術後矯正を行うが、早めの装置撤去ができる。
そんな患者さんは術後にゴムを使うことも少ない。
しっかり咬合していない状態で帰ってくると術後が難しくなる。
やはり咬合を作り上げるにはゴムをかけてもらうことになる。
通常の治療でも治療の成果はゴムかけにかかっている面がある。
まして顎変形症に術後矯正では大切なこととなる。
今日の患者さんはしっかりゴムをかけてくれて良い状態となった。
手術から帰ってきたときの咬合を口腔外科でも心配していた。
明日、診てもらうそうだ。このくらい咬んでいれば安心してもらえるだろう。