以前メール相談のあった顎変形症の初診患者が今日来院した。診ると明らか手術が必要なケースだ。
最近、手術かどうか迷い、手術に流れがちなケースが多い中、保険適用で全く問題ない咬合状態であった。
歯列は叢生がほとんどなく、術前矯正は短期間で終わるだろうと考えられた。しかし自宅が伊豆半島の先の方で、通院に2時間かかるという。
そちら方面で顎変形症を保険で対応してくれると診療所は思い当たらない。そうなると沼津、三島まで出てくるしかない。
そこまで出てきて矯正治療を行っても、手術してくれるとこるが、静岡県東部にはなく、さらに遠くまで行かなければならない。
今日のケースは、たぶん、上下顎両法を切断しなければならないであろう。そうなれば、静岡県中部というよりも神奈川県の方に向かわなければならないだろう。
5/12の湘南矯正研究会30周年記念の講演会で上顎の離断手術の講演を聴いて、今日の初診の説明は以前より手術に積極的な姿勢になっていたかもしれない。
今回は今まで多く手術していただいている横浜労災病院を紹介したが、次回は外科の話を聞いてきて、検査が始まることになるだろうか。