
顎変形症患者の診断を行った。
パノラマ写真に写る左顎関節の形態は普通だが色が黒っぽい。
何か異常がありそうだと疑った。
より詳しく調べるためにCT撮影を行うことにした。
CT撮影機は約1年前、先輩の診療所の閉院時にゆずり受けた。
だがパノラマ写真は日々何枚か撮影しているが、CTはほとんどなかった。
最近になって顎変形症の初診での撮影を行うことにした。
今日の患者さんも顎変形症なので、撮影した。
熟練ではないが難しくもなく問題なく撮影できた。
見てみるとやはり左関節頭には吸収像が見られた。
顎関節のに異常が見つかっての具体的な処置はあまりない。
担当は口腔外科だから顎変形症手術の時に対応してもらうことになるだろう。
これを機会にCTを診断に利用していこうと思う。