2024/11/22

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2012年2月21日の記事

この程度治れば十分と言われたが2012/02/21

2今日来院した0歳女性の上顎前突の治療を行っている。

けっこうシビアなケースで外科併用を勧めたくらいだ。しかし本人が外科を拒否して矯正治療のみでの治療を希望した（近ごろ珍しい）。

そこで、矯正だけでの治療が始まった。当然、抜歯ケースとなり、そのスペースを最大限利用しても出っ歯は完全に治しきれないかもしないと説明してあった。

そして治療が始まり10カ月、上顎前歯の後退がある程度進んだ。

私が診ると、まだオーバージェットが大きく治療半ばだ。だが、まだ、抜歯スペースが少し残っておりその閉鎖でもう少しオーバージェットを減らすことができる。

更に下顎のスピ彎曲を平坦化すれば、より改善するはずだ。2年以内を治療期間の目標にしているので期間もまだある。

しかし、このくらいでも十分に治療効果を実感しているようだ。

これ以上治療する必要ないと言われたわけではないので、治療を続けるが、この程度で満足してもらえると気持ちがが楽になる。

楽になっても手は抜かずにできる限りの治療結果を生みだすように努力したい。

しかし、現状からみてもオーバージェットは残してしまうだろうな。