2024/11/22

カテゴリー

2012年3月19日の記事

9年間観察して顎変形症開始2012/03/19

小学校１年で初診相談を受けた今日来院した。その子はここで中学校を卒業して高校進学だ。・

初診相談にいらした時から明らかに顎変形症の顔つきで積極的な矯正治療はせずに顎変形症として手術ほぼ決定した。

そして1年に1回、歯のはえかわりや顎の成長バランスなどを観察してきた。

そして今日、顎変形症として保険で扱って良さそうな年齢に達して来院した。

患者本人、ご両親が揃っていたので、手術を受けて骨格的な反対咬合を治療したいかを確認した。

3人ともはっきりと手術で進むことを了解した。

ただし、検査には適当な年齢になってきたが、患者は男子であるため手術時期は高校卒業時以降となる。

術前矯正は1年から1年半くらいでよさそうなので、まだ装置をつけて治療するには早い。

早速、春休みに検査、診断して、口腔外科に紹介する予定を立てた。

初診相談した時の顔つきを写真でみるが、現在予想通りとなっている。

9年間、観察したのは長かったような、すぐ過ぎてしまって現在があるような、複雑な気持ちだ。