今日は19歳の女性にアンカースクリューを植立した。
新診療所に移って1か月余りそのようなケースがなかったことになる。
それでも、もう何例も施術しているので特別心配しているわけではないが、やはり新しい場所での施術は多少緊張した。
当院ではアンカースクリューの位置と方向を決めるため前もって、石膏模型でステントを作っておく。
そうすれば、位置や方向がうまくいかずに歯根にぶつかってしまう心配を軽減できると考えている。
今日のケースもそのようにした。ステント使って植立する診療所は少ないように思う。
当院での工夫はアンカースクリューをねじっていくとそのステントが自分で2つに割れて補助者は除去しやすいようにしてある。
それが今日は程よく2つに割れて困難なくステントを除去できて、スクリューは半分程度歯槽骨にねじ込まれて、位置、方向は定まっていた。
だから、その残りのスクリュー部分を慎重にねじ込んでいくだけでよかった。
このやり方は施術前の作業はあるものの、ねじ込む際の特に方向についての心配を少なくする良いやり方だと思っている。