今日の診断は14歳男子、少しバイトは深く、軽度の叢生、口元はやや出ているものの口唇閉鎖は特に問題ない。
主訴はガミースマイルとバイトの深いこと。
私の感覚ではこんな人はどこにでもいて、別に治療しなくてもいいんじゃないと思ってしまう。
初診でもそのようなな言い回しをしたと思う。しかし、検査を受け今日の診断に至った。
治療保方針ではガミーの治療にのために14歳ながらアンカースクリューを植立する話をした。また第一小臼歯抜歯4本についても決定して説明した。
それでもやりたい意思はかわらず診断後にアンカースクリューのステント用の印象をした。
このような考えに至った理由なのだが、正しいかどうかははっきりしないが母親がブラジルから来ているのだと思う。14歳の男子は日本人とのハーフのような顔をしている。
国によって口元への美的な感覚が違うのではないかと想像した。
このケースに抜歯しなければ希望をかなえることができないがそれには抵抗があった。
しかし決めた以上はしっかりと結果を出すような治療をしていきたい。