今日の新患は35歳男性だった。顎変形症と思われるので、その方面に話を進めて行った。
口腔内の視診だけだが、とにかく補綴されている歯が多い。
レントゲンを撮影していないのではっきりとは言えないが、28歯はあると思われる。
そのうち補綴されていない歯が数本で、他はほとんど全部おおわれているようなタイプの歯冠修復がされていた。
またかみ合わせは深く反対咬合であるので、上顎の前歯が全く見えないような咬み合わせだ。
また、上顎前歯は小さく、舌側に傾斜させて人工の歯が作られているように見える。
骨格的には上下顎のアンバランスがあるので顎変形症の扱いで良いと思う。
しかし、術前矯正をどのように始めてらいいか、困ってしまうようなケースだ。
しかし当院でやって行くことにならば何とか考えなくてはならない。
まず、その前に外科手術の意思をはっきり決めてもrうために、横浜労災病院を紹介した。
そこで、外科ケースとしてやっていくことが決まれば、検査して診断だが、治療方法は本当に悩みそうだ。なにかいいアイデアは浮かばないものだろうか。