毎日の診療で気付いたこと

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姉が昔、当院で治療

今日の新患は昔、姉が当院で治療を受けたという。

その姉の古いカルテを出してみると、初診が1997年、16歳10ヶ月と書いてある。

貼ってある写真を見ると咬合は切端ぎみの反対咬合、上顎に叢生がある状態だ。

治療経過は上顎第2小臼歯、下顎第1小臼歯の抜歯ケースでマルチブラケットをつけて2年弱で治療してはずしている。

クリアリテーナーを作っているがその後連絡しても、来院されず、終了扱いになっていた。

今日、弟が初診でみえたので、まず姉の様子を聞いてみた。結婚して大阪に住んでいて、歯並びのことは特に問題にしていないそうで、良かったと思った。

その弟だが、骨格性の開咬だった。外科が発達していない時代ならば、抜歯で何とか治したかもしれないが、現代は外科ケースにしたほうが良いと思った。

その方は、ホームページ、特にこのホームページをのブログをよく見てくれたようだ。

そこで、相談コーナーのパソコンで当院のホームページを一緒に見た。ブログに付けてある検索語で簡単に顎変形症のことが書かれているブログだけが挙がってくるようにしてある。

その機能を利用したそうだ、目の前で検索したら64件あった。それをしっかり読んでくれているようで当院の様子を理解している感じだった。

検索機能なんて役立っているのかなと思っていたが、使ってくれている人がいることがわかってうれしくなった。

その方を横浜労災病院に紹介したが、どうなるか。

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