今日は2人新患相談があった。
一人は7歳で永久前歯が叢生ではえてきた。
もう一人は13歳で永久歯列が完成して叢生であった。
7歳で相談があった場合、その時期(混合歯列期)に歯列弓の拡大するかどうかがポイントだ。
軽度であれば永久歯列になったからでも拡大できる。重度だと抜歯ケースとなる。
そのボーダーラインが悩んでしまう。結局、状況を説明して、抜歯に対する抵抗感の程度によって拡大するかどうか決めている。
今日の7歳の場合は拡大してもいいかなと思ったが、転勤があるそうだ。
そうなるとこの時期に検査したり、歯列弓拡大の治療をすることはあまり得策ではない。
永久歯列完成して間もない時期に2年位住みそうなところで治療することがよいだろう。
13歳のほうはちょうどふさわしい時期で検査することになったが、おそらく抜歯ケースとなるであろう。
抜歯ケースとなればすれはそれで決着が早い。その年代はよく歯が動くので、抜歯さえ理解していただければ問題なくきれいに治せるだろう。