山口県からの転居で治療継続を相談されていた患者さんが先日、突然来院された。
その時は時間がなく、資料をあずかるだけしかできなかった。今日、資料を見ながら口の中を診ての治療が始まった。
持ってきた資料はかなり充実している。しかし、それで今までやってきた治療がすべてわかるわけではない。
特に、左下智歯の水平埋伏を引き出してくる工夫がされていた。それを理解するのが難しかった。
でも何とか丁寧に装置についているエラスティックスレッドをはずしてみたら歯肉の奥にワイヤーが見えてきた。
他院でやった後のことは、やりにくい面がある。しかしそんなやり方もあるのかと感心する点もある。
最近、マルチブラケットの最中の転医は診ていなかったので興味深く、今までの治療と経過をみせてもらった。
智歯を引き出すのには期間がかかりそうだ。でも、それも納得の上で始まっているようなので、その辺はトラブルがなく良かった。
そうは言ってもなるべく早く終わりたいものだ。