5年前と2年前に検査、診断を終えて、治療に入らず、中止になっていた患者さんが、再度相談にやってきた。
1人は中学生だった女子が成人になっている。
いろいろ考えた上で相談に来ているのだから、今回ははっきりと治療することになった。
あす再検査となった。
2ケースとも抜歯ケースであった。やはり抜歯への抵抗が治療へ進めない理由であった。
その気持ちは十分にわかるのだが、2ケースともに抜歯をしないならば、やらないほうがよいと思えるほどの口元だ。
だから抜歯を理解してもらえなけらば治療しないほうがよいと思っていた。
2年間経っての来院のほうは、まだ10歳で、乳歯が残っているため、すぐにというわけではないが、2年のちに抜歯を理解してもらって始められるかどうか疑問だ。
矯正治療では抜歯のことはいつも問題になる。