1年3カ月ほど術前矯正を行ってきた23歳女性を診た。
今日は手術前診断と手術時に上下顎を固定するフック付けを行った。
それだけなら近頃珍しいことではなくなったが、きょうの患者さんは初めて手術を依頼する病院だ。
昨年5月、湘南矯正歯科研究会の30周年記念の講演会で講演していただいた2人の先生のうちの一人だ。
その時、横浜市大センター病院の口腔外科の先生が入院期間1週間で行うと言っていた。
そのすぐ後に来院されたのが今日の患者さんだった。入院1週間の話をしたら、そこの病院にきまった。
いよいよ入院で、より詳しく聞くと、入院予定は2週間だそうだ。理由は遠くから通ってくるので入院していたほうが安心とのことで長いのだそうだ。
他にも上下顎の固定がワイヤーでなくゴムだとか、経鼻栄養は行わないなど今まで紹介していた横浜労災病院とは違った事を聞く。
どちらがよいのかはわからないが、今までと違ったことが行われてくるので興味深い。
手術が終えて再び来院したら、いろいろ聞いてみようと思っている。
最近相談が多くなってきた顎変形症患者に病院選びの選択枝が増えることは良いことだろう。