この近辺の学校は今日が終業式、午前中で帰るため、午後の予約は混みあってくる。
その中に先日、ブログに書いた上下顎前突の患者さんの再相談があった。
先日の相談の後、他でも相談したようだが、どうもそこでの治療に至らず、再度相談にみえた。
先日、説明したリスクも理解し、強く矯正治療を希望されるならば、引き受けることが適当なことだろうと判断した。
そのように患者さんに選ばれたり、難しい症例を引き受けることになることは矯正専門医とすれば喜ばしいことなのだろう。
引き受ける以上、できる限り希望に沿うような口元に、またそのリスクも軽減するように努力しなければならない。
ただし、十分説明してあるつもりでも、伝わっているかどうかは別で、そのあたりがトラブルのもとになる。
しかし、それを紙に書いておけばよいとものでもないと思う。
やはり治療経過のなかで説明や確認、同意を得ながら治療を進めていくことが良いことだろう。
トラブルなく治療を終えられることを願っている。