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2013年3月12日の記事

埋伏歯の10年経過観察2013/03/12

1998年に8歳相談にきた女子を暫く来院されない時期があったが今日診断した。
その子は上顎前歯に問題があった。中切歯は正常だが左は犬歯が欠損、右は
犬歯が埋伏、さらに左右とも矮小歯であった。加えて左は側切歯は深い位置で完全に逆生だった。
まだ混合歯列だったので、定期的に観察していった。また毎年パノラマレントゲン写真を撮影して行った。
そしたら信じられんしことが起こった。何もしないのに徐々に向きを変えて、ついに正常な向きでほぼ正常な位置に出てきた。
当時はアナログの写真だが、6枚を連続的にみてみると、ほんとうに180度回転している。
あの時早まって抜歯したら、大変な手術の上に貴重な一本の歯を失うところだった。
現在、その患者さんは23歳、その出てきた歯を活かして治療を開始することになった。
次の湘南矯正で発表しようかと思っている。
治療について

ブログ2013年3月|18:11:16

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