2024/11/27

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2013年3月30日の記事

犬歯抜歯前に矯正相談2013/03/30

今日の新患相談は12歳男子、一見、左上犬歯が完全に歯列外に飛び出しているように見える状態だった。

相談の中で、母親が一般歯科医院に行き、その犬歯を抜くことを頼んだが、矯正歯科で相談するようにと言われてそうだ。

その母親は、患者さんの祖母の自分の経験からのからのアドバイスだったと言っていた。

思い起こせば開業当初、そのような犬歯を抜歯されてから相談を受けて、「なぜ抜く前に相談に来なかったのか？」といったことがあった。

時代はかわり、一般歯科でも、歯列外の犬歯を矯正相談もせずに抜くことはなくなったようだ。

しかし大人の場合、まだまだ中切歯や側切歯は抜歯や抜髄によって補綴的に処置された後に相談に来る症例をみかける。

これについても、先に矯正歯科での相談という順序にしたもらいたいと感ずる。