毎日の診療で気付いたこと

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顎変形症ブラケット撤去

午後に24歳女性の動的治療を終えてマルチブラケットを撤去し、りテーナーを装着した。

その患者さんの初診は2011年5月だった。

ちょうど湘南矯正研究会の30周年記念講演会で横浜市大センター病院の大村先生の上顎骨の離断手術の講演を聴いたばかりだった。

その患者さんは上顎も切る可能性もあったため、いつもの横浜労災病院ととも横浜市大センター病院も紹介した。

そしたら、市大センター病院を希望されて、当院で初めて紹介することとなった。

上顎の2本を抜歯したので術前矯正が1年4か月かかった。

そして昨年11月に手術を受けた。

記念講演では1週間で退院と聞いていたが実際は11日間だった。

それでも早いほうで、喜んでいた。手術は9時間かかったといっていたが。

また多くの患者さんがいやがる経鼻栄養がなかったとか、上下顎間をしばる固定もワイヤーを使わずゴムだけだったなど患者さんにとって都合の良いことを聞いた。

術後の経過も良好で、通常半年と言われているが5ヶ月ではずすこととなった。

今後、保定でどのように落ち着いてくるか気になるが、安定していくように思われる。

紹介できるところが1つ増えてよかった。

それにしても、静岡県東部(沼津周辺)ではやってくれるところがいつまでたってもできない、なんとかならないものだろうか。

治療について

 

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