2011年12月に術前矯正のマルチブラケット装置をつけた患者さんに手術前の最後の処置フック付けを行った。
現在28歳女性で小さい子供もいる。その中で5月13日入院、16日手術予定だ。
上下顎ともに離断する治療計画となっている。入院も2週間以上になるだろう。
そのことは初診時に説明して、それを承知で今日に至ったわけで、来るべき時が来たというわけだ。
しかし、それに至るには、子どものインフルエンザなどで何度か予約が変更されている。
それを乗り越えて、手術を伴う矯正治療を行おうとするのが現代のその世代の感覚だろう。
良いとか悪いとかいうのではなく、開業32年の間にずいぶん人の感覚が変わるものだと体験した。