歯学部卒業後37年も矯正治療をやっていても治療方針に悩むことがある。
そんな時、湘南矯正歯科研究会で相談する。もともとそのような性格の会で30年以上続いている。
今日検査した症例を来月に開かれる湘南矯正歯科研究会の敗因発表で相談してみる。
症例は初診時2002年9歳の女の子だったが現在は20歳になっている。
開咬で上顎前歯の叢生は厳しい。加えてその部の歯根が短い。
永久歯列になり、なんとか非抜歯で治療、不十分だが何とか終了して保定した。
リテーナーの使用が悪く、また上顎前歯は固定式にしたが外れたりした。
そこで6年前に再治療、1年程で何とかまとめたが、また開咬となり、上顎前突も伴ってきている。
今回、再々度の治療を希望している。
抜歯ケースとして治療していきたいが、歯根が短いのが気になる。抜歯部位の選定が難しい。
そんなことを湘南矯正で相談してみたい。
私より経験豊富な先生が多くいる会でののアドバイスできっと良い治療方針が決められるのではないかと期待している。