今日の診断は11歳に女子、10歯の先天欠如歯があり、紹介されてきた。
上顎に正中離開や他のところにも隙間はあるものの、パノラマX線写真を見るまではそんなに多くの欠如歯があるようには見えなかった。
欠如部位は上顎左右第1小臼歯、第2小臼歯、第2大臼歯、下顎左右第2小臼歯、第2大臼歯だった。
幸い、上下とも6前歯欠如がないため、排列しやすいし、見た目もきれいに仕上げることができるだろう。
こういう6歯以上先天欠如に対しては昨年4月の保険の改訂で健康保険による治療が可能となった。
このことは患者さんや家族にとっては負担が軽減してよいことだと思われる。
当院では2人目のケースとなる。
このように当院でも保険での治療の数が少しずつ増えてきている。
昨日、静岡で保険のカルテの書き方の講習会を受けてきたが、良いカルテを書くためにはそれなりの努力が必要と思われる。
受付ソフトの改良でなんとかそれにも対応できないものかと考えている。