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手術に送り出して2か月

初診時27歳女性で顎変形症の術前矯正を1年5か月(途中来院間隔が空いたこともあった)の後、5月1日に外科用フックをつけて、手術に送り出した。

通常2週間の入院の後、退院するとすぐ連絡がある。

それは、うっとしい外科用のフックをのついたワイヤーを交換するためだ。

しかし連絡がない。どうしたのか心配していたら先週連絡があった。

外科手術の予後が少し良くなかったようだ。そのため口が大きく開けららないので、当院への来院もできなかったようだ。

そして、今日来院された。やはり手術後で顔は大きく変わっていた。

カルテに貼ってある顔写真は細く長く顎がとがっている。

それが丸く短く、オトガイは出ていない。大きな変化に驚いた。もちろん良い変化だ。

今は大きく口を開くこともできて上下顎のワイヤー交換を簡単にすることができた。

治療後、手術4日目にスマホで撮った自分の顔を見せてくれた。

それは、腫れて真ん丸な顔だった。通常腫れても痛みを感ずる人はほとんどいないようだがこの患者さんは痛かったそうだ。

術後は少し問題があったようだが、今はとても良い咬合と顔つき口元となっていた。

少し大変だったようだが、喜んでいた。早く術後矯正を終了させたいと思っている。

治療について

 

 

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