顎変形症の手術が増えている。多い診療所では年間数十人やっているらしい。
当院では開業当初は年に1ケースあるかないかだった。
近年は年に2ケースほどで多いほうではない。
それが今日、手術前のフック付けを行ったのが今年に入って3人目だった。
今年はまだあと数人手術の予定が決まっている人がいる。
今日の患者さんは約1年前にマルチブラケット装置をつけた。術前矯正を1年と考えていたので、予定通りとなった。
昨年は顎変形症の相談が多く、その人たちの手術が今年になって行われることとなっている。
今年は昨年ほどの相談がないので、これからしばらく少なくなるかもしれない。
以前は上下顎骨格のバランスの悪さが軽度なケースは、外科手術に抵抗があったり、
なるべく下顎の手術だけで済まないかと考えたりした。
しかし、患者さんの希望を聞いたり、外科医の技術の向上で、軽度でも手術になったり、上下顎の手術が当たり前になってきた。
だから、また当院でも顎変形症は手術は多くなると思われる。
今まで、特にトラブルはないが、ケースが増えてもトラブルのないことを願っている。