毎日の診療で気付いたこと

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歯が出てきた

1998年初診で観察が続いたり、来院されなったりしたが、今年春やっと治療が始まった。そのことは以前ブログに書いた。

現在23歳の女性。今日、その患者さんが来院された。

治療開始して約半年になるが、埋伏していた右上犬歯の歯冠がほぼ見えるところまででてきた。

その埋伏歯の部分は人工歯で、見栄えをよくして始めたのだが、本当の歯が出てくると、それを削除しなければならない。

少しずつ削っていったのだが、7月頃にはその人工歯はとれてしまい、つけることができなかった。

だから3か月余り前歯が1本ない状態だった。

若い女性だから、さぞかしカッコ悪かったろうがやむを得なかった。

だから、その部分に歯がはえてきたことは、大変うれしかったのだろう。

治療室に入り真っ先に報告があった。

私も診断時、出てくるかどうか心配していた歯なので、その話を聞いてとても喜んだ。

ここまでくれば、難しいところは乗り越えたので、あとは通常のやり方で仕上げていくことができそうだ。

最近このケースのように1998年頃の資料を見ることが何ケースかあった。

15年前ということになるが、その頃小学生で相談に来ている子供が立派な大人になっている。月日の流れるのは早いものだ。

治療について

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