毎日の診療で気付いたこと

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矯正治療の終了時期

初診は2005年、10歳女子、治療開始は2008年だった。

状態は軽度な叢生で、非抜歯で1年もしないで保定に入った。

それから約5年が経ち、最近は1年に1回診ていた。

その5年間良好にリテーナーが使われていたわけではない。

かみつぶして再製作したり、使わずに不適合になったりしている。

現在はバイトが浅く、左の側切歯が少しクロスバイトになっている。

この患者さんに限らず最近はリテーナーを3年くらいで終了を考えている。

このケースでは5年経っているので、終了としたい。しかしその戻りは気になる。

再治療の話もしてみた。しかし本人も母親も現状に問題を感じていないようで終了とした。

何かすっきりしない終わり方のような気持ちになった。

しかし大半は予約日に来院せず、連絡を取っても来ないので終了扱いとなっているのと比べると、とてもよい終わり方となったいうことになるのだろう。

治療について

 

 

 

 

 

 

 

 

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