今日、2人の顎変形症の患者さんが来院した。
一人は27歳、、3年前に、当院で初診、横浜労災病院で検査、診断まで受けていて、中断、そして今日、再度相談にきた。1年後に結婚して遠くの市へいくと言う。
それまでに治療ができるかとか、行った先で治療で続きは可能かなど問われた。
1年間で治療が終わるとは言えないが、行く先が都会ならば顎変形症の続きをやってもらえるところを探すのは困難ではない。
いろいろな事情があって治療に入れなかったのだろうが、もし3年前に始まっていれば、もう主な治療は終わり保定だって通院間隔が空く段階だろう。
もう一人は5歳ですでに顎変形症の診断がつくほど上下顎のバランスがよくない。
現在10歳、5年間毎年観察していて、高校生になる15歳くらいまで何もすることができない。
今日はやっていれば、とっくに終わっている患者さんと、やってあげてくても、ただ待つしかない患者さんの対照的な顎変形症ケースを続けてみることとなった。