11才女子のマルチブラケットの治療を行った。(粘膜か口蓋裂で保険治療)
昨年3月より、上顎の側方拡大を行い、7月よりリンガルアーチで両側側切歯の被蓋改善を、10月に上顎にのみマルチブラクっトの装着を行った。
今日ワイヤー交換にあたり根の平行性の確認、修正のためパノラマX線写真を撮影(保険請求できるか不明だが必要と考えて母親に説明)した。
映ってきた像を見て驚いた。根が短い。矯正治療経過による歯根吸収が疑れる。
そこで、治療開始前のX線写真と比べてみた。叢生があってはっきりしないが、その像の歯根も短い。
少しほっとしたが今後の治療のこともある。この際ちゃんと説明しておぃたほうがよいと考えた。
母親に経過と現状を説明した。今後は矯正治療を短期で終えて保定に入ることを了解いただいた。
それにしても、今日は歯根吸収を調べる目的ではなかったが、X線撮影をして本当によかった。