今日はインフルエンザによるキャンセルもあり、比較的暇な土曜日だった。
最後に初診の矯正相談が予約に入っていた。時間が過ぎても来院されない。
携帯電話にかけても留守番電話になる。来院されないものと思い会計も閉めたところへ電話があった。
近くまで来ているようだが道に迷っているらしい。電話で案内したら、元の仮診療所に行ってしまったようだ。
そこから、もう一度電話があり、やっとたどり着いた時には予約時間を30分以上も過ぎていた。
その患者さんは、ここから1時間くらい遠い町なので、なんとかスタッフにもお願いして初診相談することとなった。
顔を一目見て顎変形症とわかる。患者さんもずっと前から気にしていたようで、その知識も持っている。
だから話は簡単だった。横浜労災病院と横浜市大センター病院を連携医療機関として挙げたら、アクセスの良さ横浜労災病院を選んだ。
そこで、診療情報提供書を書いて終わった。
顎変形症はこの地域では対応できる診療機関が限られている。当院はその診療機関になっているわけだが、昨年あたりからケースが増えだしている。
以前はどの程度の骨格や咬合のズレが手術の対象となるのか悩んだ時期もあったが、現在は基準らしきものが自分の中でできてきたような気がする。