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主訴は出っ歯ではない

今日の最後は女子高生の矯正相談だった。 口腔内写真を撮っていると典型的なAngleⅡ級2類だった。 問診票には叢生は気にしているようだが出っ歯とは思っていない。 そこで、最初に出っ歯の分類に入ることを説明した。 そうして […]

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27年を経て

27年前にカルテが作られている。現在30代の女性が矯正相談に来た。 当時は骨格的な反対咬合を成長抑制や、前歯の傾斜などでやっと被蓋をつけて終わっている。 それが5年前に顎変形症の手術を相談に来ている。 だが、その時は口腔 […]

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ポーター拡大装置の逆作用

通常、歯列側方拡大することが多い。 でも、たまには広がりすぎた幅径で鋏状咬合になっている場合もある。 今日のケースは9歳女子、現在、混合歯列だ。 左側の第一大臼歯が鋏状咬合になっている。 下顎を拡大しているが、それでは改 […]

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矯正用CADソフト欲しくなる

昨年暮れに口腔内スキャナーを導入し、そ前後から3Dプリンターも増やしてきた。 そして診断時模型、プレート、リンガルアーチと利用範囲を拡げてきた。 そうすると今度は画面上で歯を動かしたり、装置を設計したくなる。 そうなると […]

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症例紹介
506. 叢生を伴う上顎前突

①主訴: 出っ歯。 ②診断名あるいは主な症状: 叢生 口唇閉鎖不全 ③年齢: 初診時13歳 保定開始時15歳 ④治療に用いた主な装置: マルチブラケット装置 リンガルアーチ ⑤抜歯部位: 上下顎両側第一小臼歯 ⑥治療期間 […]

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退院して戻ってくる

今年の夏は顎変形症の手術が6ケースあった。 6月、7月に手術した患者さんが次々戻ってくる。 今日も一人、手術後約1カ月の患者さんが来院した。 最近では顔の変化にも驚きが少なくなってきたが、それでも感動する。 歪んでいた顔 […]

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リンガルアーチの作り方

リンガルアーチといえば50年以上前から現代まで使われいる。 その作り方は患者さんの大臼歯にバンドをあわせて印象採得する。 そのバンドを採得された印象に移して石膏を注ぐ。(ピックアップ印象) そして石膏の作業模型でろう着操 […]

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歯の動きにに質問

20代男性でマルチブラケット処置で治療を開始して4カ月ばかり経っていた。 上下顎前歯部の叢生で抜歯ケースとして進めていた。 まず犬歯を遠心移動して、先月マルチブラケットを装着し最初のワイヤーを入れた。 1カ月で叢生は少し […]

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弟の矯正相談

7歳から成人に至るまで診てきた患者さんがいる。 相談に来た15年ほど前の症状は開咬、反対咬合、臼歯部クロスバイト。 とっても、将来が心配なケースだった。 成長を抑制、歯列の拡大、などいろんな治療をその時々でした。 マルチ […]

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夏休み後

昨日まで定休を含めて5連休の夏休みをいただいた。 連休中、患者さんは診なくてもほとんど診療所にいた。 コロナ禍の現在、特に感染者が多くなっているので当然、出歩かない。 そうでなくても、ほとんど診療所にいるだろう。 そうす […]

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