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年齢で治療方針は変わる

今日の最初は34歳女性の診断から始まった。 症状はAngleⅡ級2類のようなバイトが深く、上顎中切歯が舌側傾斜していた。 また左側切歯舌側転位しては完全にクロスバイトでロックしている。 左上側切歯は失活していて根管充塡が […]

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前歯2本の埋伏

20歳女性の診断を行った。 症例は右下側切歯と犬歯がかなり深い位置に水平埋伏している。 さらにパノラマX線写真では向きが反対のようにも見える。 そこで静岡医療センターでCTを撮影してもらい、その位置関係を立体的に見ること […]

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初診でどこまで説明できるか

今日は三人の矯正相談があった。 初診時の説明は矯正治療の流れを話、患者さんに関係しそうな治療の説明はする。 しかし中には治療の方針や治療の具体的な方法の説明を求める人がいる。 今日も左下5の先天欠如で乳歯の残存の女子高校 […]

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保定診断後のアンケート

今日もマルチブラケットを終えた患者さんの保定診断を行った。 保定診断と名付けているが、マルチブラケット治療を振り返ってみることだけだ。 カルテを見て、初診時の顔面写真、口腔内写真、終了時のそれらを比較して変化など説明する […]

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1年2ヶ月で治療進行度を検討

今日は患者数は少なかったのに1年2ヶ月の資料をとる患者さんが三人いた。 数年前よりマルチブラケット治療1年2ヶ月でパノラマレントゲン写真、口腔内写真、石膏模型の資料採得する。 そしてその資料から治療の進行度をみている。 […]

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治療と負担

5歳の口蓋裂の患者さんを診断した。 相談に来たとき5歳ではまだ検査も早いかなと思った。 しかし、問題なく一通りの検査を終えることができた。 上顎がやや劣成長で反対咬合だった。 この患者さんは長期にわたる治療、観察となるこ […]

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X線CTは常識?

1期治療を終えて観察してきたが12歳中学になったが左上乳犬歯だけ交換しない。 パノラマX線写真を撮影すると左上犬歯尖頭は左上中切歯根に接触しているかのように見える。 これはぜひCTで撮影して立体的にみて治療方針を立てたい […]

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自己負担なしの顎変形症治療

春休みに口腔外科へ顎変形症の相談に行ってもらった15歳の新高校1年生の女子を今日診断して治療開始を決定した。 主訴は顎変形症ではなく左上中切歯の異所萌出だった。 初診で診て、反対咬合や、咬合平面のゆがみなどから顎変形症と […]

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歯列咬合より骨格:外科矯正

33歳女性の保定診断を行った。 3年あまり前に出っ歯を主訴に来院した。 模型の所見では歯列咬合に大きな異常はない。 しかし、骨格的にはオトガイが非常に後退した顔貌であった。 そのため著しい口唇閉鎖不全が認められた。 見た […]

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Ⅱ級2類の相談

矯正歯科に携わるものであればAngle分類のⅡ級2類はなかなかやっかいな治療となることがわかる。 典型的でもないが今日の相談者はそれだった。 かみ合わせが深く、上顎前歯の舌側傾斜、上下顎に叢生もある。 相談者は高校1年男 […]

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