今年の診療をふりかえる
今年は春より新型コロナウィルスの感染拡大で異常な年だった。 4月の緊急事態宣言では必要最小限の治療にとどめた。 患者さんもスタッフも少なくして新患も受けなかった。 3月末より対策を心配したが、具体的な指示が歯科医師会など […]
手術時の咬合予測に口腔内スキャナー
顎変形症の術前矯正で半年も過ぎるとレベリングが進んでくる。 そうすると手術時の上下顎の調和をみることが必要となる。 そんな時、いままでは通常のアルジネート印象採得をおこない石膏を注ぐ。 ブラケットやワイヤーが入っていると […]
術前検査に口腔内スキャナー
顎変形症の術前矯正が終わると手術前の検査を行い、サージカルプレートを作製する。 いままでは通常のアルジネート印象採得を行い石膏を注ぎ、その模型を技工用のスキャナーでデジタル化した。 それを分析ソフトのドルフィンでCT画像 […]
治療を待ってよかった
今日の矯正相談は女子高生、明らかに顎変形症だった。 相談者には最初にいままでの矯正相談の履歴を聞く。 尋ねたらなんと7年前に当クリニックで相談しているという。 相談だけでは覚えてはいない。でもすぐに受付ソフトを検索してみ […]
マウスピース型矯正の効果
最近マウスピース型矯正が流行ってきている。 それだけで治そうとは思わないが、良いところは利用したい。 それと似ているクリアリテーナーは30年以上前から使っている。 それを利用して、保定中に捻転してきた前歯には適用してきた […]
458. 下顎の片顎抜歯
①主訴: 前歯の開口。 ②診断名あるいは主な症状: 反対咬合 開咬 下顎前突 ③年齢: 初診時15歳 保定開始時17歳 ④治療に用いた主な装置: マルチブラケット装置 ⑤抜歯部位: 下顎両側第一小臼歯 ⑥治療期間: 約1 […]
あきらめていたゴム掛け
この患者さんの治療開始は10年ほど前。 非常に厳しい叢生で4本抜波しても並びきれない状態だった。 それでも何とか並べてほぼ終了となって保定観察していた。 治療中も協力が悪く、矯正治療は進行しない、齲蝕はひどくなる、とても […]