今日の矯正相談は女子高生、明らかに顎変形症だった。
相談者には最初にいままでの矯正相談の履歴を聞く。
尋ねたらなんと7年前に当クリニックで相談しているという。
相談だけでは覚えてはいない。でもすぐに受付ソフトを検索してみた。
そして仮ナンバーをたよりに初診時の口腔内写真を見つけた。
咬合は切端くらいで、その写真からはとても厳しいとは思えない。
しかし、私は待ちましょう言ったようだ。
観察をしながら待つのなら資料を採るがそれはない。
患者さんはその言葉で、成長が終わるまで待つことにしたようだ。
もし治療を開始していたら、一旦は被蓋改善しても戻ることになる。
それを、定期的に診ていくのは、やむを得ないことだがつらい。
今回、成長も終わり明らかに顎変形症としての相談でよかった。
そして手術も了解していて、高校中にほぼ終わることも可能だろう。
あの時に治療開始していなくて本当によかった。