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上下顎前突の保定診断

今日、20代女性の二人を保定診断した。 いずれも模型だけを見ると、特別に問題がないように見える。 叢生はほとんど無く、オーバージェットも大きくない、臼歯咬合関係もⅠ級。 しかし、側貌写真をみると口元はEラインから出ている […]

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下顎前歯埋伏歯2本

主訴は上顎の八重歯、だがそれだけではなかった。 下顎前歯部に水平に2本埋伏歯が存在した。 矯正歯科でもひきだすさせることができない、 口腔外科では抜歯だが大変そう。 結局、そこは保留にして主訴の八重歯のみマルチブラケット […]

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治療方針の変更

マルチブラケット治療経過が約1年の20代女性が来院した。 この患者さんは厳しい出っ歯で下顎の叢生も著しかった。 そこで、上顎のみの第一小臼歯で、下顎は非抜歯の治療方針をたてた。 現在、上顎の犬歯の遠心移動は終了し前歯の後 […]

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ブラックトライアングル

矯正治療後、特に大人の矯正治療後にはブラックトライアングルと呼ばれる歯肉の退縮が起こる。 それはやむを得ないこととされている。しかし、気になる患者さんは多い、また術者側でも好ましいとは思っていない。 だから成人の矯正相談 […]

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前方運動で干渉

20才代男性でマルチブラケットでの治療が最終段階に来ている。 当クリニックでは記録的な治療期間の長さ4年が近づいている。 バイトも挙り、正中も合って両側臼歯関係も良好となった。 そこで、はずす前段階のフィックスドリテーナ […]

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装置をはずす前に

マルチブラケットで治療し2年ほど経つとほぼ目標の歯列咬合になってくる。 そうするといつ装置を撤去するかということになる。 その際、大人の患者さんには、「ほぼ良いと思いますが何か気になっていることはありませんか」と聞くこと […]

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そっくりな患者さんはいる

今日の診断は30代後半の女性だった。 診断で説明する内容は昨日書いてあるが今日最初の患者さんがとてもよく似ていた。 30代前半の女性で、側切歯がクロスバイト(左右は逆だったが)下顎が叢生、両側臼歯咬合関係は1級と。 診断 […]

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上顎の片顎抜歯

オーバージェットが大きく下顎に叢生が少ないと上顎のみの左右第一小臼歯抜歯を時々選択する。 かなり大きいオーバージェットでもほぼ適切なオーバージェットまでの減少が実現可能で治療期間も短い。 しかし、オーバージェットが大きい […]

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ブラックトライアングルに対して

初診時に大人の患者さんには必ずブラックトライアングルについて説明する。 その中ではやむを得ないことだと説明して置く。 それでも、マルチブラケット終了の確認を行うと、この隙間は治らないのかと質問がくる。 それは最初に説明し […]

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歯根吸収の説明

マルチブラケット開始10ヶ月目の女子高生が来院した。 当クリニックではマルチブラケット開始から6ヶ月目、その後4ヶ月ごとにパノラマX線写真を撮影している。 撮影の目的のの一つに歯根吸収の観察がある。 今回、上下顎前歯部に […]

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