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2015年1月27日の記事

横浜労災病院で相談2015/01/27

先日、下顎の音をオトガイ部の後退が著しい30歳女性の診断を行った。

一応矯正のみで小臼歯抜歯で行うと決めた。

しかし、あまりにもオトガイ部の後退が著しいために外科での話も聞いたほうがいいと説明の最後に言った。

相談に来たときは外科のことなどあまり考えていないようだったが今日は外科への紹介状を取りにみえられた。

どちらの外科を紹介しようかと考えたが、今まで多くの手術をやってもらった横浜労災病院の亀井先生に診療情報提供書を書いた。

この場合の話の中でも保険適用であるかないかが何度か出てきた、患者さんの関心は高いところだ。

結局、自分で払う医療費がどの程度になるかと言うのはとても気になる事だと思う。

それは当たり前の事だが、それのみを治療方針の基準とするのはいかがなものだろうか。

矯正治療はまだまだ自費が中心の医療分野で限られた部分に保険が適用される。

その境目あたりが患者さんや術者を悩ますことにもなる。

顎変形症のように患者さんが手術に抵抗なければ保険適用になる可能性もある。

それで診断が確定していってどんなものだろうか。