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気づいていないことの指摘

一般歯科からの紹介で小学校低学年の男子の矯正相談があった。 主訴は歯の隙間、さらに、既に一般歯科でレントゲンを撮っている。 そこで未萌出の上顎側切歯が捻転しているから相談してくるように言われたという。 確かに、正中離開や […]

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明らかな顎変形症

今日の最後は矯正相談だった。 相談前に手術が必要な咬合と聞いていた。近くの高校の男子だった。 口腔内写真を撮影するためマスクを取ってもらう。 反対咬合を疑い、口腔内写真を撮り始めた。 オーバージェットのマイナスは大きく、 […]

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フィックスドリテーナーの効用

保定開始から約3年の20代女性が来院した。 この患者さんはここ2年ほど来院していない。 そんな場合には、そのまま終了の扱いしてしまうこともある。 でもこの患者さんの場合、フィックスドリテーナーが付いている。 そのまま終了 […]

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症例紹介
498. 上顎前突ぎみ叢生

①主訴: 前歯が重なっていたこと。 ②診断名あるいは主な症状: 叢生 口唇閉鎖不全 ③年齢: 初診時19歳 保定開始時21歳 ④治療に用いた主な装置: マルチブラケット装置 アンカースクリュー ⑤抜歯部位: 上下顎両側第 […]

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症例紹介
497. 著しい口唇閉鎖不全

①主訴: 前歯がでていたこと。 ②診断名あるいは主な症状: 叢生 上顎前突 口唇閉鎖不全 ③年齢: 初診時18歳 保定開始時20歳 ④治療に用いた主な装置: マルチブラケット装置 アンカースクリュー ⑤抜歯部位: 上下顎 […]

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症例紹介
496. 骨格的には下顎が出ている叢生

①主訴: かみ合わせが悪い。前歯がでこぼこ。 ②診断名あるいは主な症状: 叢生 過蓋咬合 ③年齢: 初診時17歳 保定開始時20歳 ④治療に用いた主な装置: マルチブラケット装置 アンカースクリュー ⑤抜歯部位: 上顎両 […]

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手術時の歯列弓幅径をみるには

術前矯正が進んでくると叢生や抜歯空隙がなくなる。 そこで手術を予測して咬合をみる必要がある。 特に幅径の調和が大切になる。 口腔内では上顎の歯列弓と下顎の歯列弓が手術前の顎骨についている。 だから通常の咬合採得では意味が […]

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犬歯が動くとう蝕が見える

10代後半の女性が今日最後の患者さんだった。 ケースは叢生を伴う上顎前突だった。 上顎は両側第一小臼歯を抜歯し、下顎は左右第2小臼歯を抜歯した。 当クリニックではマルチブラケット治療の最初はレベリングではない。 上顎は両 […]

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保険での矯正

健康保険でできる矯正治療が、占める割合が徐々に大きくなってきている。 そうはいっても全体の患者数、収入での割合はまだ少ない。 今日は顎変形症の手術、術後矯正を終わり保定診断となった20代女性を診た。 その女性は今月2回来 […]

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開咬の動的治療後

開咬の予後の安定は難しいと言われている。 今日は女子高生と男子中学生の開咬の保定4カ月程度を診た。 どちらも、仕上げたときよりバイトは浅くなっている。 そして、そこに舌を入れているだろうと思われる前後的なスペースがある。 […]

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