2010年7月9日の記事

27歳女性に新患相談があった。半年後に結婚式があるのでそれまでに治療してほしいようなことが受信申込書に書いてあった。

口の中の様子は前歯2本は、さし歯でその横の歯はかなり内側にはえている。下顎でも抜歯されている歯があったり、支台歯形成されたままの歯があったりする。

今までに矯正の話がなかったわけでもないようだが本気で考えたことはなかったようだ。検査診断はしていないが抜歯ケースであることは予想できる。

とても挙式までの半年ではできない旨、説明した。その時に日本臨床矯正歯科医会で毎年やっているブレーススマイルコンテストのパンフレットや冊子があることを思い出した。

その冊子には、新郎新婦が2人とも矯正装置をつけて笑顔で見つめあっている写真が載っていた。

だからそれを実行しなさいとだけ言ったわけではなく、希望ならばその時だけは前歯の見得る装置をはずしたこともあると説明した。

それよりも、今まであちこちの歯科医院でその場しのぎの治療を行ってきたようだ。

だから今回もまたその続きでいくか矯正も含めて、計画的に治療するかを問うた。

理解してもらえて治療に入るか否かは今後のことになる。

新患の記事　日本臨床矯正歯科医会へリンク

｜ブログ｜2010年7月｜19:21:18