1. TOP
  2. 大川矯正歯科クリニック Blog
  3. 矯正治療で顎関節症状が消えた

カテゴリー

最新の記事

2024.04.24
夕方のみ忙しい
2024.04.23
FIXはずしたら閉じた
2024.04.22
ポーセレンにつかない
2024.04.20
下顎7は外れやすい
2024.04.19
器具機材をいただく

アーカイブ

カレンダー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
RSSで受け取る
  • ご予約・お問い合わせ ご予約・お問い合わせはこちら 当院は、完全予約制です お電話でのご予約・お問い合わせ 055-922-3338 診療時間(木・日・祭日休診) AM10:00~PM6:30

診療日カレンダー

診療は予約制となります。夕方・土曜日は予約の希望が多いため、早めの連絡をお願いします。
2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
2024年5月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
  • 休診日
  • 臨時休診日
    • クリニック紹介 院長の紹介他、アクセス情報も記載しています。
    • 矯正料金 各症例ごとの矯正料金の目安をご覧いただけます。
  • モバイルサイト QRコードを読み取ることで、簡単にアクセスできます。
  • 日本臨床 矯正歯科医会

2010年9月18日の記事

矯正治療で顎関節症状が消えた2010/09/18

5年ほど前、30代の男性が顎関節の症状(口が開きにくい、音がするなど)と不正咬合(バイトが深く、叢生)を主訴に来院された。特に顎関節の症状を訴えていたので、

最初はスプリントで症状の様子をうかがい出来るだけ矯正治療を避けようとしていた。

私は初診での説明の時、当院で矯正治療の結果、顎関節症の症状が良くなった人は多くいる、しかし「顎関節の治療のため矯正治療って症状を改善できるかどうか分からない」と言う。

このケースでは、スプリントで顎関節の症状が改善したわけではなかったが、不正咬合の治療のため矯正装置を付けた。

できるだけ簡単に治療ができるように、最初、上顎のみの片顎抜歯で行ったが、下顎が拡大だけでは叢生の改善に限界があり、結局、下顎も抜歯して、当院では数少ない治療期間3年となってしまった。

それから保定1年半、顎関節のこともお互いに忘れていたが、カルテをみて、初診で訴えていた「顎関節の症状は」?とたずねたら、「そういえば顎関節の音もしないし、違和感もない、そんなこと忘れていた」とのことだった。

知らぬ間に症状が消えて、昔、苦しんでいたことさえ忘れてしまう。

医療はこれで良いのだと思う。

結果、矯正治療による咬合の改善は、顎関節症の治療に役立っていたと言えるだろう。

しかし、まだ矯正治療で顎関節症が治るというつもりはない。

ブログ2010年9月|17:22:58

このページのトップへ