
昨日、今日と20代前半の女性の矯正相談があった。
前にもブログに書いた時期があったが、Bimaxが多い。
やはり、歯列の並びだけでなく口元の突出が気になるのだろう。
一昨日の美容外科の講演でも「ごぼ口」というような言葉が出てきた。
口元の出具合はとても意識される対象となっているようだ。
これを解決するためには、手術も考えられる。とてもひどければそうなるだろう。
でも通常は抜歯による口元の後退が選ばれることが多い。
今日の相談者は明らかに口唇閉鎖不全が伴っているので抜歯にも抵抗なく感じる。
40年以上の開業の歴史の中で主訴は変遷していることは前にも書いた。
子供の反対咬合が中心だった時代から大人のBimaxへ。
今後、ますます手術併用の美容要素が強くなるかもしれない。
そのようになったら保険の顎変形症との境が難しくなる。