矯正治療の難しさや期間は患者の協力にかかっている面が大きい。
今日よくゴムをかけてくれたので難しそうな治療が比較的容易に進んでいく症例を診た。
他にもこれは難しいと思って診断、治療方針を立てても、良い協力で短期間に理想的に治る症例がある。
またその逆もある。簡単なケースと思って始めても、うまくいかず、だらだらと治療期間が過ぎ、て結果は妥協的に終わってしまうこともある。
協力するのは矯正治療に熱意があること、すなわち自分で治りたい、治したいと考えているからではないだろうか。
小さい子供の場合は、素直に矯正歯科医や保護者の意見を聞いて行動できるか、また親の熱意にかかっているのであろう。