毎日の診療で気付いたこと

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再治療の時期

昨年11月に術後矯正を終えて保定観察している19歳男性が来院した。

手術と術後矯正で良好な歯列咬合が得られたが保定装置使用が不十分で少し戻った。

口腔外科の先生がそのことを指摘し矯正あ(当クリニック)で相談することとなった。

確かに上顎歯列幅径が狭くなり前歯部に軽度の開咬が見られる。

先日、再治療を決めて、今日はセパレーションの予定だった。

しかし、来年1月の成人式に装置がついていたくないという。

あと、半年くらいしかない。

矯正治療は装置をつけるとすぐ半年くらい経ってしまう。

来年1月までの撤去は難しいと言わざるを得ない。

またそれまでに後戻りが進むかもしれないし、安定しているかもしれない。

期間とともに様子が分かってくる。

そこからでも遅くない。

だから、今日は装置装着の準備のセパレーションはやめて相談のみとなった。

成人式後にひどい悪化がなければ再治療の必要もないかもしれない。

治療について

 

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