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  • 日本臨床 矯正歯科医会

2019年4月13日の記事

開咬の診断2019/04/13

静岡医療センターから紹介されてきた小学校5年生の診断を行った。

その患者さんは一般歯科医院で1年前に開咬ではなかったのに数ヶ月で開咬になったという。

それで静岡医療センターに依頼があった。

そこでCTも撮影したが、上顎骨、下顎骨に異常はないようだった。

そこで、矯正の当クリニックに紹介があった。

開咬は中程度だが、そんなに短期間に起こる原因がつかめない。

成長にして短期間過ぎるので顎関節頭の吸収を疑った。

本日パノラマで撮れる顎関節4分割法で撮影した。

左の関節頭がやや不鮮明で短いようにも見えた。

しかし、CTまで撮影して異常が無いと言われているのでそれを否定するほどの根拠はない。

治療方針としてはすぐに矯正を始めてとにかく咬合させておこうと考えた。

でも、それが安定するかどうかは分からないことも伝えた。

そうすると、すぐ開始が心配になってきたようだ。

そこでしばらく観察することにした。

資料がそろっているので、期間が経てばそれと比較できて原因が分かりやすくなってくるかもしれない。

また年齢が増せば、症状によっては外科矯正の対象になるかもしれない。

結局、半年リコースルでしばらく観察していくこととなった。

治療について

ブログ2019年4月|18:36:36

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