今日の矯正相談は20代女性で当クリニックに通っている患者さんからの紹介だった。
症例としてはやや上顎前突傾向の叢生で特別に難しいわけでもない。
矯正相談は当クリニックが初めてのようだったがネットではよく調べているようだった。
電話予約時には、初診後すぐに検査を受けたいようなことを言っていた。
その様なことは兄弟、親子などではあるが、通常は止めてもらっている。
やはりじっくり考えて、長いお付合いになる医院を選んでもらいたい。
そのときに他に相談にいくとすれば、どこがいいですかと尋ねられた。
日本矯正歯科学会の専門医か認定医でしょうと従来のように答えた。
そこで、私が指導医なのかと問われた。
日本矯正歯科学会に指導医があることは知っているがそれにはなっていない。
昨年の末頃より専門医の名称が臨床指導医に変わっている。そのことかと思った。
それから、一般に人に話しても意味のない矯正歯科界のゴタゴタを簡単に説明した。
また、現在統一専門医を受験しているなどとも話した。
たぶん統一専門医が宣伝できるようになるのは来年だろうが、わかりやすくなってほしいものだ。