矯正歯科は装置を使って歯を動かずのだがその材料には金属がよく使われる。
そのため金属アレルギーの患者さんは装置選択が難しい。
アレルギーを起こしにくい金属での装置もあるが一般的ではない。
それよりも、まず金属アレルギーを疑う患者さんが検査を受ける。
よく行われるのが皮膚科のパッチテストだ。
その結果の表で何が反応したか、書かれている。
大抵、ニッケルなどには問題があるということが多い。
矯正材料に使われる金属にはニッケル使われていることがよくある。
きょうの初診で相談者から実際に使われている材料を調べてくれる大学病院があると聞いた。
それは今まで聞いたことがなかったが、その流れができれば非常に都合が良い。
パッチテストではなんだか確定しないような気がしていた。
今までは口頭で皮膚科で相談してきて下さいと言っていただけだった。
しかし大学病院に材料を添えて検査を依頼するには書類が必要となるだろう。
保険診療の診療情報提供書でいいのか、自費で依頼書を書くのかわからない。
そのあたりを調べて今回の新患に対応してみたい。
それが上手くいけば、金属アレルギーへの対応がしやすくなってくる。