今日の初診相談は大学3年生の女性だった。現在の住まいは千葉県。でも東京に近いところで、実家のある沼津には時々は帰ってきているという。
上顎前突傾向の叢生で、抜歯して治療することになると説明した。
小さいころより治療は考えていたようだが、成人式が終わったということで治療に踏み切ることになったという。
だが、治療期間は2年、今度は卒業までに仕上がらない期間となってしまっている。
千葉県の矯正歯科の紹介も考えたが、ほかの医療も全部、沼津まで帰ってきているという。それなら遠距離通院を承知で始めることとなった。
先日も千葉から通った患者さんのことをブログに書いた。
私の感覚では千葉県は神奈川県、東京都を通過していくのでかなり距離がある感じがしている。
むかし、医局員だった20代のころ埼玉県の大宮でアルバイトをして、毎週土曜日の7時ころに出て沼津のはずれの自宅まで帰ってきたこともあった。
若いときはそのくらい移動するのは、苦にならないのかもしれない。
それにしても、なにかあっても、すぐに来院できない距離であることは確かなので、治療が始まったら、できるだけトラブルが起こりにくいような処置を心掛けなければならない。