この春休みは中学3年生は卒業し、高校に進学する。
自治体は中学生まで公費で保険治療の3割負担を減免しているところが多い。
その切れ目は3月31日で春休みの最中だ。
矯正治療は3割負担でも結構大きい負担のこともある。
クリニック側でも出来るだけ患者さんの負担を軽減するために、その期間を意識して予約を取る。
しかし予約に遅刻してきたりすると、予定通り治療計画が進行せず、 4月を迎えてしまうことにもなる。
そうすると、今まで負担なしや500円だったものが、突然何千円にもなる。
同様に自費と保険でも大きな差が出てしまう。矯正治療の場合、まだまだ自費が多い。
矯正治療の必要な疾病の中で、一定の条件があると保険となる
その境目も実に微妙なところもある。
そして、その低い負担だけが医療費という感覚になってしまい医療費に対する認識を狂わせてしまう。
現在矯正にもだいぶ保険が適用されてきた。
似たような処置をしても負担0で帰って行く人たちがいて当然と思いつつも疑問も感ずる。