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フィックスドリテーナー(固定式)を日常的に使用し始めた4、5年になると思う。
最初はワイヤー、接着剤、接着方法など様ざま試してみた。
直接法で舌面への接着は、姿勢が悪くなり一ケース終わると首や肩が痛くなった。
しかし多くのケースを行い、さらに材料もいろいろと試してきた。
その結果、今は材料もやり方も一定となった。
そして処置時間もとても早くなり、特に首や肩も痛まなくなった。
日常的に行うようになったと言っても1日、上下顎に1ケース程度だった。
今日はそれ3ケースあった。
それでも、あまり時間や体力も使わず、スムーズに処置できた。
安定したやり方が確立できたというもののまだ時々一部はずれている。
はずれてしまって困ったという電話はかなり減っているが、来院時のチェックでは時々はずれている。
この問題の解決には、粘り強く不透明な色がついた接着剤がほしい。
それにはスーパーボンドが良いのだが光重合でないので操作性が悪い。
昨年の秋の学会で良いと思って注文した接着剤は発売が延期になりいまだに使えない。
この点を解決して当クリニックでのフィックスドリテーナーを確立したい。